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歯周病が薬で治る!? |
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歯周病治療といえば昔から歯磨き指導と歯石を除去したりする歯のまわりのお掃除がどの歯科医院でもされている基本的な治療です。
しかし、この基本的治療をしても、一生懸命歯磨きしても、なかなか歯肉の炎症がとれず、歯周病で歯を失う方がおられることも事実です。
それにたいする最新治療方法は「顕微鏡を使った歯周内科治療」です。
「歯周内科」とは 〜お薬で歯周病を治してしまう治療の総称です〜
「歯周病は歯周病菌による感染症」だということを知っていましたか?
ところが現在の歯周病治療は外科的な処置が主流です。
例えば、風邪はウィルスによる感染症ですが、同じ感染症なのになぜ風邪は薬を飲むと治るのに歯周病にはそういう治療法がないのでしょう?
そういった疑問から研究されついに原因である菌を特定し、薬でその菌を退治することができるようになったのです。この最新式の治療方法が「歯周内科治療」です。
「歯周内科治療の治療方法」
この治療方法には4つの大きなポイントがあります。
(1)位相差顕微鏡での菌の確認
(2)細菌の除去薬剤の内服
(3)カビの除去
(4)除去後の歯石とり
特に(1)は、非常に大きなポイントです。
位相差顕微鏡でお口の中の菌を確認しなくてはなりません。
歯周病菌がいるのか、カビが多いのか、あるいは非常にきれいなのか。位相差顕微鏡で確認しないと、お薬の選択ができないのです。
「位相差顕微鏡検査」
顕微鏡検査では歯周病菌やカビ菌がほとんどの方にみられます。われわれは患者さんの口の中の汚れをほんの少し採取し、それを顕微鏡で観察します。
顕微鏡で見る事で、今現在の菌の状態を確認する事ができ歯周病になりやすいかどうか、今はどういう状態なのか、これからどういう状態になって行くかがわかってきます。
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治療前の菌の状態 |
一週間後の菌の状態 非常に綺麗になった本来居るべき菌だけが残っている |
一週間後の患者さんの自覚症状の変化
有効率90% |
有効率85% |
有効率85% |
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口臭 |
歯ぐきからの出血 |
朝起きたときの粘つき |
詳しい方法などはスタッフにお尋ね下さい。
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