スタッフの診療日記
実は日本人は歯肉退縮になりやすいタイプ☆
最近、患者さんから「歯茎が下がった」「歯が長くなった」と
言う声がチラホラ・・・
年齢のせいかと思いがちですが、直接的な原因は
他にあります!!
1つ目は歯周病。
2つ目は強い力でのブラッシングで歯茎に負担がかかるため。
3つ目は歯ぎしりや食いしばりによる過度な力により
骨がとけて歯茎は下がっていく。
4つ目は歯並びが悪い。磨きにくいため歯周病のリスクが
高まります。
また、咬み合わせが悪くなり過度の力がかかりやすいです!
歯肉のタイプによってリスクも違います。
歯茎やその下にある骨の厚さによってリスクの度合いは
違ってきます。
歯茎が薄く、骨が薄い人は特に注意が必要です!
日本人はこのタイプなので、先ほどの4つに気をつけて
健康な歯茎を維持しましょう♪
担当 hal
2018/10/10 (Wed)
ペコパンダ導入しました!
舌や口腔周囲筋を鍛えるため、舌体操やパタカラ
あいうべ体操についてお話してきましたが、
舌体操は、鏡を見ながら舌を前に出し左右に動かしたり、
口唇に沿って回したりするもので特別な道具は
必要ありませんでした。
ペコパンダはシリコン系の素材で先端が半球状になっており、
舌の上に乗せて舌の力で繰り返し押しつぶすことで筋力を鍛えます。
5回を1セットとして、3セットを1日3回を目安に
使用して下さい。
持久力を鍛える為には10回を1セットとして、
3セット1日3回を目安に使用して下さい。
どちらも1セット行った後は少し休憩しましょう。
舌を鍛えることで、飲み込みしやすくなったり、
食べ物をスムーズに食道へ送り込めるようになります。
滑舌も良くなるとおしゃべりも楽しくなります。
1日数回でも継続することが大切です。
興味がある方は1度お問い合わせください。
担当 fuji
2018/09/26 (Wed)
病巣疾患。
旭川医科大学の耳鼻咽喉科・頭頸部外科教授の
原渕 保明さんによると
扁桃炎や歯周炎によって腎臓や骨・関節・皮膚の
病気が引き起こされるものを「病巣疾患」と呼ばれています。
発症の仕組みは
口の中には様々な細菌が常に存在し、外部の病原菌の
侵入を防ぐ役割を担っています。
この常在菌は本来、外敵を排除する免疫反応は働かないのですが、
免疫反応が出てしまう人がいます。
その結果、臓器を傷つける抗体やリンパ球などが放出され
血流にのって腎臓や骨・関節・皮膚を傷めます。
反応が出るのはストレス等で免疫機能のバランスが
崩れたり、風邪や喫煙・歯周炎が引き金になったりします。
扁桃摘出により効果は期待でき、体への負担も少ないそうです。
心当たりのある方、気になっている方は
検査してみてください。
担当 ピッキー
2018/09/20 (Thu)
避難生活でも
お口の清潔を保ちましょう
まだ地震で非難されている方も多数いると思います
慣れない避難生活ではそのストレスから抵抗力が
弱まりむし歯歯周病の悪化や口内炎がおこりやすくなります。
特に高齢の方では口の中の汚れが原因で誤嚥性肺炎にかかりやすくなる
恐れがあります。
お口の中を清潔に保つことによりこれらの病気の予防に
努めましょう
○寝る前にはできるだけ歯みがきしましょう
○歯みがきできない時はブクブクうがいをしましょう
水をお口に含んでブクブクうがいを15秒間
3回繰り返すと有効です
○入れ歯のお手入れをしましょう
食後にはていねいに内面と歯の部分を磨きましょう
○よく噛んで食べましょう
よく噛むと唾液がたくさん出て口の中の汚れを
洗い流す効果があります
避難袋には歯ブラシ等も入れておきましょう
担当 ちょこ
2018/09/14 (Fri)
舌の老化。
普段あまり意識しないでいる舌の動きですが、
脚や腰などの筋肉と同様、舌の筋肉も加齢に伴い
弱くなっていきます。
舌の基本的な働きは「喋る。噛む、飲む」です。
この動作は命を支えるとともに、社会との関わりが
非常に大きいです。
舌が衰えるということは社会性が失われていくということにも
つながっていきます。
最近、聞き返されることが多くなった。
お茶を飲んでいるとむせてしまう。
歯が悪くないのに噛みにくくなった。
等の症状があれば、「口腔機能精密検査」を行っている
歯科を受診して効果的な舌のトレーニングをおススメします!
おおたき歯科でも行っています。
担当 hal
2018/08/28 (Tue)
お盆休みのお知らせ。
当院は8月11日(土)〜14日(火)まで
休診となります。
万が一、急な歯の痛みがありましたら、
十勝歯科保健センターへ電話でご連絡の上診てもらってください。
電話は0155−25−2172
受付は8月11日(土)12日(日)のみ
午前9:00〜午後4:00までです。
8月15日からは通常診療です。
お盆期間中、実家へ帰省される方もいると思いますが、
使い慣れた歯ブラシや口腔ケアグッズを
忘れずに持って行ってください。
担当 fuji
2018/08/09 (Thu)
暑いですね・・・。
毎日暑くて寝苦しい日々が続いています。
夏バテしていませんか?
水分をたくさん摂っていますか?
最近、歯の被せ物が取れたという予約の電話が
よくあります。
取れる原因はいくつかあります。
・被せ物と歯のすき間から虫歯が出来て外れやすくなる
・歯ぎしりや食いしばりで過剰な力がかかり外れやすくなる
・接着の際のセメントの劣化により外れてしまう
等があります。
外れたまま放置すると虫歯が広がるリスクが高くなります。
お早めに歯科を受診しましょう。
担当 ピッキー
2018/08/03 (Fri)
子供の虫歯や歯並びが心配・・・
こんなことで「歯のトラブル」に!?
子供の歯のトラブルは虫歯だけではありません。
ほうっておくと大きなトラブルになるかもしれない
こんなクセや状態を見逃していませんか?
・指しゃぶり
・いつも口を開けている
・ほおづえをつく
・乳歯の生え変わりが遅い
最近配布されたタウンページ別冊
おびひろlifeに掲載されていたので
目を通してみて下さい。
他にも色々な情報がありましたよ。
担当 ちょこ
2018/07/28 (Sat)
非常袋に入れておきたい疾患ごとの準備。
いつ身に降りかかるかわからない自然災害!!
基礎疾患に合わせた非常袋が必要です。
義歯を使っている高齢者がいる家庭では
義歯洗浄剤や口腔内用のケアシート(ウェット)を
入れておくと役立ちます。
癌患者さんは免疫力が低下しているため、手指用の
消毒薬や抗菌ウェットシートを。
糖尿病の患者さんには、ストレスにより血糖値が高くなると
歯周病などが悪化し、出血しやすくなるので、
殺菌効果の高い液体歯磨きや洗口剤。
透析患者さんは強い口渇がありますが、水が不足して
うがいが出来なくなるため、口腔保湿剤や保湿剤の入った
スプレー。
健康な方でも、歯ブラシと歯磨き粉を忘れずに
準備しておきたいですネ。
担当 hal
2018/07/20 (Fri)
<オーラルディアドコキネシス>
舌、口唇、軟口蓋などの運動速度や
巧緻性(スキル・器用さ・能力)を発音状況によって
評価する方法です。
PA・TA・KAそれぞれを5秒間に続けて発音し
1秒あたりの回数を調べます。
PAは口唇の動き
TAは舌前方の動き
KAは舌後方の動きを評価します。
検査中は息継ぎをして良いようです。
今までは発音した回数を紙にペンで連打して
記録していましたが、健口くんというすばらしい道具が
導入されました。
マイクに向かって発音してもらうと発音された回数と
1秒間あたりの回数が瞬時に表示されるのです!!
結果に応じて、舌体操などの日常生活に気軽に
取り入れられるトレーニング方法をお伝えし、
オーラルフレイルの予防に努めています。
滑舌が悪くなる、食べこぼす、むせやすくなる、
噛みにくくなる、乾燥するなどの些細な症状から
始まるオーラルフレイルは見逃しやすく気づきにくい
特徴があるため現状をきちんと把握し、早期に対応することで
いつまでも美味しく食事したり、楽しくおしゃべりできる
状態でありたいものです。
担当 fuji
2018/07/13 (Fri)